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まずは、プロパティエージェントとご縁をいただいた経緯を教えてください。

初めてお会いしたのは10年以上も前になります。

当時は外資系の企業に勤めており、将来に向けて資産運用を始めたいと考えていました。そんな矢先、当時の営業担当の方から、オフィスの前で声をかけられて。はじめは話半分でしたが、上手く“自分ごと”にしてご説明いただけたので、上司の方を交えて話を聞いてみることになったんです。そうしてお会いしたのが、現在の営業担当の方でした。私の父は不動産投資に取り組んでおり、それで学費を払ってもらった経緯もあったので、不動産投資のイメージは最初から悪くなかったです。とはいえ、話を聞いてすぐに契約へと舵を切ったわけではありません。空室リスクには不安を感じましたし、当時はすでに少子化も問題視されていたので、需要の減少も予想されました。それに加えて、天災やオーバーローンも見逃せない懸念点です。ただ、株式投資などと比べて手堅い印象は受けたので、前向きに検討してみようと思いました。

当時の三沢様はギラギラされていて(笑)、最も緊張するお客様の一人でした。

プロパティエージェントに対してもプロの提案を求めました。

最近は丸くなりましたが、当時は確かにギラギラしていましたね(笑)。言語も文化も異なる外国人を相手にビジネスをする環境で、生きるか死ぬかの覚悟で日々を過ごしていました。だからこそ、プロパティエージェントに対してもプロの提案を求めましたし、実際にそれをご提供いただけたと感じています。そうでなければ、複数の物件を同じ不動産会社で購入することはありません。商談でお持ちになった資料には、不動産投資のメリットだけでなくデメリットについても詳細に網羅されていました。ネガティブな面をあとで知ると不信感につながりますが、それをあらかじめ教えてくれる点が、私の不動産会社のイメージを良い意味で裏切りました。

ご不安もあったなか、なぜ物件の購入をご決断いただけたのでしょうか。

投資のルールを作れたのは大きかったです。

自分のなかで投資のルールを作れたのは大きかったです。私の場合、1ヶ月で1万円の利益を出すことを絶対条件として、物件と自己資金の設定をして頂きました。これなら入居者の方が10ヶ月間、物件に住み続けてくれれば、仮に1ヶ月の空室を出しても赤字にはなりません。もちろん、長く入居していただけるほど、空室に耐えられる期間も延びていきます。つまり、毎月リスクヘッジを進められるわけです。実際に運用を始めてからも、このルールは“心の拠り所”になりましたね。やはり不動産投資に不安はつきものなので、心をコントロールできないと続けることは困難です。私の叔父も父と同じように物件を買ったものの、ローンの不安からすぐに売却してしまいました。それを避けるために大切なのは、長期的に取り組む意思をしっかりと固めた上で、自分の性格に合った投資のルールを作ること。私のルールは専門家の方からすると、必ずしも正解ではないのかもしれません。ですが、それが10年以上にわたって心の拠り所になり、私の不動産投資を支えてくれたのは紛れもない事実です。

実際に運用を始めてみて、変化は感じられましたか?

毎月のローンを返済するたび、一歩ずつ前進している実感はありました。

ひとつは毎月1万円のリターンが出ることによる安心感です。それに加えて、入居者の方がローンを支払ってくれている状態になるのも大きいと感じました。こうしてローンの残債を減らしていけば、いずれは実質的な自己負担のないまま、物件の相場がローンの残債を上回ります。つまり、物件を売却しても損をしない分岐点が、不動産投資を続けていると訪れるわけです。そこに向かって一歩ずつ前進している実感はありましたし、実際に辿り着いてからは安心感もさらに増しました。現在は3軒の売却を終えて利益確定するタイミングですが、ここまで物件を所有し続けられたのも、積み上げてきた安心感の賜物です。今後も売却益を活用し、新しい物件を購入したいと考えています。

不動産投資にハードルを感じる方は多いので、三沢様の経験談はたいへん貴重です。

俯瞰して考えてみると、心理的なブレーキも減ると思います。

やはり初期投資の大きさと借金を背負う点は、ハードルになるのではないでしょうか。ですが、たとえ借金をしたとしても、実物資産である物件と引き換えになるので、バランスシートで見るとフラットなんですよね。そこに気づくと一気にハードルは下がるかもしれません。要するに、借金と同じ価値の資産を手にしているわけなので、実は不動産投資のスタート地点はマイナスではなく、借金をする前と変わらないんです。そこから家賃収入を得てローンを返済していけば、負債を減らしながら資産を積み上げていくことにつながります。しかも、インフレで物件の価値が上がると、ローンの残債との差額でさらにリターンを得ることも可能です。今後もおそらくインフレは止められませんし、グローバルに目を向けると人口も増えているので、世界的なニーズのある都内の物件は価値を高めていくでしょう。このように俯瞰して考えてみると、不動産投資に対する心理的なブレーキも減ると思います。

今後、営業担当やプロパティエージェントに求めることはありますか?

質問から逸れますが、この場を借りてお礼をさせてください。

現状のサポートに満足しているので、あまり思いつきません。強いて言えば、ネットでプロパティエージェントについて調べると、悪い評判も目にするじゃないですか。おそらくは現在の評価ではなく、発展途上のベンチャー時代のものだと思うんですが、昔のことでもネット社会では残ってしまうんですよね。そんな悪い評判を自然と払拭できるくらい、プロパティエージェントには繫栄してほしいです。あとは質問から逸れますが、この場を借りてお礼をさせてください。以前、まだプロパティエージェントが他社の管理会社を利用していた頃、物件の管理費が一気に上がるトラブルが起きました。それを営業担当の方に伝えたところ、半年後には契約している管理会社を変えてくれたんです。現在ではプロパティエージェントが物件の管理も担うようになりましたが、そこまでしてオーナーに寄り添う姿勢には心強さを感じています。多くのデベロッパーでは物件を売るだけ売って、あとは管理会社に丸投げするケースが後を絶ちません。ですが、アフターサービスのあるデベロッパーは、作りっぱなしのデベロッパーとは異なり、責任感がモノづくりにも反映されます。プロパティエージェントはまさにそれを体現しているので、非常に感謝しています。

三沢様にとって「不動産投資」とは?

高額な投資のなかでは最も手堅く、サラリーマンの方にも向いています。

最も手堅い投資です。投資や投機は一般的にギャンブル性を伴うもので、不動産投資も万人にはおすすめできないのが通説になっています。ですが、100万円や1000万円単位の投資のなかでは、最も手堅いのが不動産投資ではないでしょうか。特に複数の物件を持つのは有効で、私も首都圏の物件を3つ、マップで三角形になるように分散して購入しました。これにより1つの物件でアクシデントが起きても損害を抑えられますし、都市開発などがドミノ倒しで進む可能性もあります。このような運用をできる点も含めて、やはり手堅い投資ですよね。特に向いていると感じるのはサラリーマンの方です。与信を有効活用できるのはもちろんのこと、副業として職場に許容されやすく、年間を通じてほとんど心配事もありません。プロパティエージェントなら空室時にも入居者の方を探してくれますし、そもそも土地の買い付けが優れているので、私の場合は空室に悩まされることもなかったです。サラリーマンの方はぜひ、ご自身の持つアドバンテージを花開かせてみてはいかがでしょうか。

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三沢様に対する「エージェントの意義」

10年以上にわたるご縁に、心から感謝しております。

三沢様とは当時、よく仕事や価値観についてのお話をさせていただきました。なかでも印象深かったのが、三沢様の「使われる側ではなく使う側に回るべき」という考え方です。何事も儲かるのは胴元である以上、競馬をやるなら馬を買うべきだし、パチンコをやるならお店を開くべきだとおっしゃっていました。三沢様にとっては不動産投資も、そのひとつなのかなと思います。賃貸を借りる側ではなく貸す側に回ることで、入居者の方を助けながら、最終的には大きなリターンも得られる。だからこそ、その点を大きなテーマに据えて、プランを考えさせていただきました。それから10年以上経ち、三沢様もご家族のお話をされることが増えるなど、柔らかくなられた印象です(笑)。長い時間をかけて関係性を深められたことと、物件の購入から売却まで全ての場面に立ち会わせていただけたことを、一人の営業マンとしてとても幸せに感じております。今後ともよろしくお願いいたします。

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