【 目次 】
女性では7割近くが不動産販売会社の選定で最も重要なのは「サポート力」と「信頼性」と回答。特に会社の知名度・信頼性がカギ!
以前は不動産投資関連セミナーに行くとほとんど男性がいたようなイメージがありますが、最近では女性の参加も多くなってきています。
女性視点を持つ女性の方が大家業に適しているという話もあり、今後、女性の不動産投資経験者も増えてくると考えられます。
前回、全国の20代~60代の不動産投資経験した男性111人に、これから不動産投資を検討している方が知りたいと考える3つのテーマ「不動産販売会社の選定について」「自己資金そして家賃収入」「不動産投資は今が買い時か?」を軸にアンケート調査を行いましたのが、今回は、女性に対しての調査を行い、女性視点での考え方を前回の男性の調査結果と比べながら紹介していきます。
まず、「不動産販売会社の選定について」です。
不動産販売会社を選ぶ際、一番重要なことをあえて1つ選ぶなら何でしょうか?
男性の調査結果とは異なった結果となりました。
「会社の知名度があり信頼性があるところ」が44.1%で、次いで「物件の保証・サポートが充実しているところ」が23.4%となり、この2つで67.5%と7割近くとなりました。
男性がサポートの充実と信頼性の2点を同じくらいの割合で重視するのに対して、女性は知名度と信頼性を重視する傾向があるようです。
会社の知名度があり、信頼性があるところ | 44.1% |
物件の保証・サポートが充実しているところ | 23.4% |
会社の業績が良いところ | 12.6% |
取り扱い物件に良いものが多いところ | 7.2% |
営業担当者の対応が親切なところ | 4.5% |
口コミ情報などで評判の良いところ | 3.6% |
資金に関する相談にもアドバイスしてくれるところ | 1.8% |
その他 | 1.8% |
特にない | 0.9% |
重要とされる項目をまとめると以下のようになります。
女性の不動産経験者に聞いた不動産販売会社選びで重要な5つのポイント
1位: 会社の知名度があり信頼性があるところ
2位: 物件の保証・サポートが充実しているところ
3位: 会社の業績が良いところ
4位: 取り扱い物件に良いものが多いところ
5位: 営業担当者の対応が親切なところ
男性の不動産経験者に聞いた不動産販売会社選びで重要な5つのポイント
1位: 物件の保証・サポートが充実しているところ
2位: 会社の知名度があり信頼性があるところ
3位: 取り扱い物件に良いものが多いところ
4位: 営業担当者の対応が親切なところ
5位: 会社の業績が良いところ
次は、不動産投資の検討段階で、何社ぐらいの不動産販売会社を検討したか聞いてみました。
あなたが不相談投資を初めて実施した時は、何社ぐらいの不動産販売会社を検討しましたか?
「3社以下」が28.85%、「1社だけ」が21.6%、「5社以下」が19.8%となり、順位は男性の回答と同じ結果となりました。興味深いのは、10社以上を検討している層で、男性では8.1%でしたが、女性では13.5%といった結果となったことです。全体を通してみても、女性の方が相対的に検討する社数は多いようです。
(※資料請求、問い合わせ、セミナー参加、営業担当への相談含む)
3社以下 | 28.8% |
1社だけ | 21.6% |
5社以下 | 19.8% |
7社以下 | 13.5% |
10社以上 | 13.5% |
9社以下 | 0.9% |
その他 | 1.8% |
5社以上検討している方が27.0%もいることがわかりました。
最後に、これから不動産投資をはじめる方へどんなアドバイスがあるのか一言聞いてみました。
これから不動産投資をはじめる女性の方へアドバイスをする場合、どんなアドバイスをしますか?
大きくわけると、「不動産販売会社や営業担当」「リスク管理」「その他」の3種類のアドバイスがありました。ピックアップして紹介します。
「不動産販売会社や営業担当」に関するアドバイス
- 地元にある古くからある不動産屋さんで、そこに住んでいる人がいいと思います。テナントを借りて不動産業をしている場合、翌日にいなくなる事も可能だからです。
- 資産の管理を任せている銀行から紹介してもらった業者に全て依頼している。このように中間業者との揉め事がないように、すでに信用している企業をさらに挟むと良いと思う。何か問題になった際にも、例えばこのケースであれば、銀行に苦情を言う事ができるので、中間業者に騙されたりする事は少ないと思う。
- 特に不動産会社が信頼出来るかが大切。下手にけちるよりも、信頼出来る大手に任せた方が良いです。
- 信頼できる不動産会を探す。
- 多くの会社を比較検討したほうがよい。
- 少なくとも3社以上は同様の相談をしてみて、どのような返答があるか、比較検討し内容を精査し最も知識があり、信用のおける営業・会社と契約すべき。
- 複数社を比べてみると意外と違いが出てきますので比べてみることをお勧めいたします。信頼できる会社に託すこと、説明をきちんとしてくれるか。
- 家族経営でないところがいい。
- 信用のおける営業担当者選択からはじめよう。
- 事前にネットでよく調査をする。同じ会社でも、しっかりしている担当者に頼む。
- 不動産投資をする場合、業者は出来るだけ長期のローンを薦め、家賃収入も現在の相場での話をするが、世の中の動きで、不動産の評価価値も、ローン金利も、家賃相場も大きく変わるので、美味しい話には惑わされないほうが良い。
- 友人の紹介など信用できるものを通して不動産販売会社を選択することをおすすめします。
「情報収集」に関するアドバイス
- 投資に関する専門書籍などでよく勉強した方がいい。が、基本的に誰も信用し過ぎないこと。
- 念入りな調査と、情報収集。
- 下調べが大事である。
- インターネット等で、より多くの情報を得る等。
「その他」のアドバイス
- 利回りと入居者保証があるかどうかが重要。
- 古くなった時の対応。
- 空室や、メンテナンスなど、収入が変動したり、経費がかさむことがあります。
- ローン設計をよく考えること。
- 株や債券への投資と異なり、建物のオーナーとしての義務、メンテ、顧客管理等手間暇がかかることを覚悟して。
- 不動産は2極化が進んでいるので、物件の信頼性、駅からの距離等をよく精査して、表面利回りだけにとらわれず投資して欲しい。
- 人の意見もよく聞いて、ただし最終決済は自分自身なのでいろいろな角度から見て、一時の高ぶりのみで迷わされないこと。
- 空室リスクや災害リスク等のリスク面を理解して購入するように。
- 家賃の設定は高くしすぎないで、借主が継続して入っていた方が良いのではないか。
- 初めての投資ならば、できる限り新築物件の方が良いと思います。瑕疵の部分の良し悪しを見極めることは難しいし、後に予想外の修理費の負担が多くなったりするのも大変です。それでも欲しい場合は不動産鑑定士に依頼するべきかと。
- 利回りよりも、空室リスクが出ないような物件探し。
今回は、女性の不動産投資経験者に聞いた不動産販売会社の選定に関することと、不動産投資に関しての経験者からのアドバイスを紹介しました。
下記記事では不動産投資で重要な管理と物件選びについて紹介していますのでよろしければこちらもご覧ください。
参考記事:管理と物件が重要!不動産投資で家賃収入を得る方法を実例で紹介
調査概要
調査の企画: プロパティエージェント株式会社
調査の目的: 不動産投資経験者への意識調査
調査方法: Webアンケート
調査対象地域: 全国
調査母集団: 20代~60代の不動産投資経験者・女性
調査対象者: うちアンケートに回答があったユーザー
有効回答数: 111名
調査の期間: 2016年7月19日
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