【 目次 】
不動産投資経験者に聞いた不動産投資で成功する要因は、不動産やお金に関する知識があり、人任せにしないタイプ!
不動産投資への失敗やリスクを気にあるのはもちろんですが、その先にある成功をどのようにしていくのかを今度は調査したいと思います。
不動産経験者に、不動産投資で成功するための様々な要因を聞いてみました。
その中で見えてきたのは人任せにせず、自分の頭で考えることが重要だと言います。そのあたりを深掘りしていきましょう。
あなたが考える不動産投資で成功する要因は何だと思いますか?
「不動産投資の知識」と回答した方が43.8%と一番多く、次いで「ローン、利回り、税金などのお金に関する知識」が39.3%となりました。そのほかには、「経済や景気動向に関する知識」が32.1%、「投資用不動産物件の十分なリスク管理」が25.9%、「投資用不動産物件の調査」が25.1%、「投資用不動産の立地や周辺環境の調査」が24.1%と続きます。(複数回答可の上位3つ選択式の回答)
不動産投資に関する知識 | 43.8% |
ローン、利回り、税金などのお金に関する知識 | 39.3% |
経済や景気動向に関する知識 | 32.1% |
投資用不動産物件の不十分なリスク管理 | 25.9% |
投資用不動産物件の調査不足 | 25.0% |
投資用不動産物件の立地や周辺環境の調査 | 24.1% |
不動産販売会社の選定 | 19.6% |
契約内容の確認・理解 | 16.1% |
不動産販売会社の担当者の経験や知識 | 9.8% |
特にない/わからない | 9.8% |
不動産投資に関して詳しい知人 | 8.9% |
管理会社との円滑なコミュニケーション | 6.3% |
その他 | 0.9% |
上位3項目は、不動産投資で失敗する要因の上位3項目である「不動産投資に関する知識不足」「ローン、利回り税金などのお金に関する知識不足」「経済や景気動向に関する知識不足」の逆となりましたが、4位以下に関しては、成功する要因として、物件に関する知識や調査が重要だという結果となりました。
成功する要因を大まかに順位づけると下記のようになりました。
- 不動産やお金に関する知識
- 経済や景気動向に関する知識
- 投資用不動産物件に関する知識や調査
次に、不動産投資で成功するタイプについて聞いてみました。
あなたが考える不動産投資で成功するタイプはどんな人物像でしょうか?
「人任せにせずに自分で調べたり考えたりする人」が51.8%、「総合的な判断ができる人」が37.5%、「生活や心にゆとりがある人」が26.8%、「不動産投資に関して勉強する人」が21.4%、「長期の利益を追求する人」が20.5%、「リスクを細かく把握して理解する人」が20.5%の順となっています。(複数回答可の上位3つ選択式の回答)
人任せにせずに自分で調べたり考えたりする人 | 51.8% |
総合的な判断ができる人 | 37.5% |
生活や心にゆとりがある人 | 26.8% |
不動産投資に関して勉強する人 | 21.4% |
長期の利益を追求する人 | 20.5% |
リスクを細かく把握して理解する人 | 20.5% |
物件に関する現地調査を十分に行う人 | 16.1% |
営業担当の話を納得いくまで聞く人 | 15.2% |
数字が苦手ではない人 | 15.2% |
決断力がある人 | 12.5% |
物件や立地に妥協しない人 | 9.8% |
特にない/わからない | 8.0% |
これらの結果をみると、下記のようなタイプの人が成功するタイプだと言えるのではないでしょうか。
- 自分で勉強したり調べたりして総合的な判断ができる人
- お金にも心にも余裕がある人
- 長期での利益を考えてリスクをきちんと把握して理解する人
- 物件に関しては現地での調査を細かく行う人
自分がどのタイプか照らし合わせてみてはいかがでしょうか。
あなたが次に不動産投資を行うとしたら、経験も踏まえてどんなところに重点を置きますか?
下記では、不動産投資経験者が経験を踏まえて重視するポイントを紹介します。
「総合的な判断」「立地・周辺環境」「利回り・税金・経費」「その他」に分けて紹介します。
総合的な判断
- まずは信頼に足る誠実な業者を選ぶこと。そして自ら不動産投資の勉強を能動的に行うこと。さらには長期的展望(東京五輪後も見据えた)に立った物件選び、物件には妥協せぬこと。良い物件は時間をかけないと見つからない。そして目先の過剰な儲けは追わぬこと。利益は細く長くこそが不動産投資の王道。
- 景気に踊らされないこと。担当者に乗せられてのらないこと。予算以上になったとしても計算ができた上で自己管理でやること。
- 立地、資産管理、任せる会社、担当者の能力と誠実さ。
- 収入と返済また諸経費税金等のバランスをよく調べる。かつ不動産会社とのコミュニケーションを持ち、管理状況をきちんと把握。また、長年の管理の中で起こりうる負担の計算も把握すること。
立地・周辺環境
- 立地や周辺環境を徹底的に調査したい。
- 自分で現地調査を行う。
- 立地、人気のある地域の不動産は、売りたいタイミングで買い手がつきやすい。そういう立地の不動産に投資したい。
- 物件周辺の環境について、昼間の状況だけでなく、夜の状況も確認する。
- 空室リスクの少ない物件(立地・設備・家賃など)の選定。
- 現場を何度も見て調べること。
- 立地を重点的に調べたい。
- 立地や周辺環境は念入りに調査したい。以前住人とのトラブルがあったため、特に現地調査ではヒアリングを十分過ぎるほど行ってリスク回避をしたい。
- 立地条件。実際に不動産投資をしている土地は、ほぼ交通アクセスの立地で決まる。
- 立地が一番。
- アクセスのよい駅から5分以内の都心マンションが良い。
- 現地でのリサーチや、管理組合などにトラブルが発生していないかを確認する。
- 現地調査は重要。
- 周辺環境の調査によってニーズを把握。その中で可能な限りよいものを提供する建物管理と、近隣にトラブルを引き起こす住人がいないかどうかを、聞き込みや近所の店での噂話などから把握すること。
- 遠くの物件を机上の数字だけで購入することは危険です。しっかりと現地調査をしましょう。
利回り・税金・経費
- 今後、建物にかかる経費が、何年後にどんなものがあるか把握すること。
- 利回りに関する知識と判断が重要。
- 融資と利回りの関係をキチンと把握すること。
その他
- 実際に借り手がつくのか、利益を見込めるのか、きちんと調査・勉強することが重要。
- 信頼できる不動産販売会社とつきあうこと。
- 新築で人気の立地を狙うことが重要だが、中古の場合は需要と対象とする層や入居者の確認なども重要になってくる。
- 立地条件と不動産会社の見極め。
- 長期的視野に立って、税金なども含めたトータルの損益を意識する。
- 立地と、その場所に賃貸を借りる人のニーズをよく調べること。またローンの金利なども十分把握すること。
- 人口の増減を考え、都内を中心に不動産投資を進めたい。
- 市況や投資物件の周辺環境や開発計画等を詳細に調べる。
- 都心の一等地で、金利が相対的に高い時期に購入。
- 収益還元法と不動産価値とのバランス。
- 賃貸物件では入居者の選定をしっかりしてくれる管理会社を選択する。
今回は、不動産投資で成功する要因について紹介しました。
調査概要
調査の企画: プロパティエージェント株式会社
調査の目的: 不動産投資経験者への意識調査
調査方法: Webアンケート
調査対象地域: 東京、大阪、福岡
調査母集団: 30代~60代の不動産投資経験者
調査対象者: うちアンケートに回答があったユーザー
有効回答数: 112名
調査の期間: 2016年12月22日
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