【 目次 】
不動産投資に関する知識習得で一番役に立ったものは「不動産投資に関するインターネット上のブログや体験談」
現在の不動産市況、投資の中での不動産投資の位置づけ、立地、物件、設備、不動産管理、税金、ローン、利回りなどなど。
不動産投資を始めようとする場合、投資に踏み切るかどうかの判断も含め、投資に関する様々な知識の習得と情報収集が必要になります。
高額な投資となるため、幅広い不動産に関する情報から、日々変わっていく金融市況に関することまで、きちんと把握することで、リスクを軽減することが可能となります。
このように様々なある不動産投資に関する知識や情報をどこからどうやって収集しているのかを不動産投資経験者を調査しました。
はじめて不動産投資を行った時、不動産投資に関する知識習得や情報収集について、どれくらい勉強しましたか?
「ある程度勉強した方だと思う」が30.6%、次いで「かなり積極的に勉強したと思う」が26.1%、「一般的に必要な情報については勉強したと思う」が22.5%となり、それらを合計すると、約8割の方が不動産投資に関して積極性を持って知識習得や情報収集をしたという結果となりました。
反対に、「特に知識習得や情報収集はしなかった」が8.1%、「自分からはほとんど勉強しなかったと思う」が2.7%となり、知識習得や情報収集をしなかった方は、1割に満たない少数派だということがわかりました。
ある程度勉強したほうだと思う | 30.6% |
かなり積極的に勉強したと思う | 26.1% |
一般的に必要な情報については勉強したと思う | 22.5% |
それほど積極的に勉強した方ではないと思う | 9.0% |
特に知識習得や情報収集はしなかった | 8.1% |
自分からはほとんど勉強しなかったと思う | 2.7% |
答えたくない | 0.9% |
不動産投資は、投資する金額が高額で、習得すべき知識が多方面にわたるため、はじめて不動産投資を実施する方は、積極的な知識習得や情報収集が必要だという認識があるのでしょう。
次は、不動産投資の知識習得や情報収集に一番役立ったものを聞いてみました。尚、書籍での知識習得や情報収集については、回答が多くなることが想定できるので、今回はあえて書籍を外しての質問としました。
はじめて不動産投資を行った時、不動産投資に関する知識習得や情報収集に一番役立ったのは何でしたか?
「不動産投資に関するインターネット上のブログや体験談」が 23.8%で一番多く、次いで、「不動産販売会社によるセミナーや講演」が16.8%、「不動産販売会社の営業担当」が14.9%、「不動産投資経験者の知り合い」が13.9%、という結果となり、この4つを合わせると、約7割を占める結果となりました。
また、インターネット経由での情報収集については、「ソーシャルメディアからの情報」(5.9%)という回答も合わせると、約3割の方がインターネットの情報が一番役立ったと回答していることがわかります。
不動産投資に関するインターネット上のブログや体験談 | 23.8% |
不動産販売会社によるセミナーや講演 | 16.8% |
不動産販売会社の営業担当 | 14.9% |
不動産投資経験者の知り合い | 13.9% |
ソーシャルメディア(SNS)からの情報 | 5.9% |
不動産販売会社からの資料(DVD等も含む) | 5.0% |
特にない | 5.0% |
金融機関の担当者 | 4.0% |
不動産に関するテレビやラジオ番組 | 3.0% |
投資家などが集まる交流会 | 2.0% |
その他 | 5.9% |
全体を通して見ると、一番役立った情報は、“ブログ”、“体験談”、“不動産のプロ”、“不動産投資経験者”からの情報が多く、不動産投資経験者や不動産のプロたちの「生の声」が、最も役立つと言えるのではないでしょうか。
最後に、不動産投資の知識習得や情報収集に関するアドバイス聞いてみました。
これから不動産投資を始める方へアドバイスをする場合、どんな方法で知識を習得したり、情報を収集した方が良いか詳しく教えてください。
知識習得や情報収集方法のアドバイスとして、「不動産販売会社から」「セミナーから」「経験者から」「インターネットから」「金融機関から」「現場の声から」「総合的に」の7種類にアドバイスに分かれました。
不動産販売会社から
- 不動産会社の言うことを良く聞き、理解すること。
- 不動産管理をしている人に話を聞くこと。
- 自分で足を運んで、不動産業者の方の話を聞きた方がいいと思う。
- 本を買って読むより、不動産会社に細かく疑問点を聞いた方が色々なことが理解できる。熱心に聞けば相手も熱心に教えてくれるので、まずは聞くこと。積極的に聞く姿勢が大事。
- 不動産業者とコミュニケーションを密にとって懇意にしておくことが重要。
- アパート経営をしているが、不動産会社の営業担当がしっかりしている人を選ぶことが重要だと思う。過去の実績や、その地域のニーズ、建物が古くなるにしたがって家賃がどう推移するか、資料を出してもらい、よく検討する。
- 自分でわからないことをリストアップして、不動産会社の営業担当に、オールクリアになるまで何度でも質問するべき。そして納得できなければいつでも撤退する覚悟でいること。
- 地元の大手不動産会社であれば、有意義なアドバイスを受けられる可能性が高い。
セミナーから
- 不動産会社等のセミナーに積極的に参加すること。
- やはり専門家の意見や講習で知識を身につけるべきと思います。
- 講演会が一番良い。
- 専門家のセミナーを受けたりすることが重要。
- まず、不動産販売業者のセミナー等に参加し基礎知識をつける。
- 不動産投資のセミナーに行くこと。
- セミナーは色々な情報を教えてくれるのでおすすめです。
- いろいろな不動産の専門家の集まるセミナーに参加して、多くの知識を得る方法が一番良い。
経験者から
- 不動産投資を行っている経験者からの体験談を聞き、具体的な自分のプランに対するアドバイスをもらう。
- 経験者からアドバイスを受けながら、情報収集の仕方や販売会社の選び方などを学んだほうが良いと思います。
- 既に不動産投資をしていて上手くいっている友人・知人にアドバイスをもらい、確認したいことを詳しく質問する。
- 複数の不動産投資経験者の意見を聞くのが一番良い。
- 自分の周りで不動産投資に失敗した人から、何故、失敗したのかの理由を聞くこと。失敗談は非常に役に立つ。
インターネットから
- インターネットには膨大な情報があるので、まずはインターネットからの情報収集がおすすめ。
- インターネットで不動産情報を取得するべきだが、その際、成功談・失敗談を中心に調べると良いと思う。
- やはりインターネットが早い。
- とにかく、実際体験している人のブログやSNSなど、生の情報は必ず見ておいた方が良い。
- インターネットの情報検索、SNS等のコミュニティ等による情報収集。
金融機関から
- 金融の知識をつけることが重要。
- FP(ファイナンシャルプランナー)などの専門家の意見を聞くこと。
- 銀行筋からの情報収集は結構重要。
- 金融機関サイドからの情報。
現場の声から
- 物件エリアのリアルな口コミが一番。
- インターネットよりも、実際に現場を目で見て、住んでいる人の話を聞くことが一番重要。
- 物件エリアに、実際に行き、街を歩いて、通行人、通行量、車のクラス、イヌの散歩、老齢世帯なのか、若者世帯なのかなど、肌で感じること。
総合的に
- インターネット上の情報だけでなく、書籍、経験者、営業担当など幅広く情報を収集すること。
- まず、本を何冊か探して読む。疑問点は、著者か不動産を勉強する大家塾のような所に顔を出して解決する。
- 専門の本を読み、そこから疑問などをインターネットで検索して知識を習得すること。
- 書籍、インターネット、セミナーなど、一通りの流れを3回くらい勉強すべき。
- 1年間きちんと勉強して、シミュレーションしてから本格的にはじめること。
- 基本的な知識を数冊の本で学び、そのうえで知り合いの大家経験者の話を聞いたり、不動産市場に詳しく信頼のおける専門家に話を聞く。
- まず、アドバイスする人の目標、目的等を聞いてその人にあった書籍を進めるか、どうしたいかをよく考えて、それにあった書籍を読むことをすすめる。決して不動産投資について不動産販売会社の営業には、すぐにはアクセスせず、自分の考えがまとまってから会うこと。
今回は、不動産投資に関する知識習得について紹介しました。
調査概要
調査の企画: プロパティエージェント株式会社
調査の目的: 不動産投資経験者への意識調査
調査方法: Webアンケート
調査対象地域: 全国
調査母集団: 20代~60代の不動産投資経験者
調査対象者: うちアンケートに回答があったユーザー
有効回答数: 111名
調査の期間: 2016年9月15日
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