【 目次 】
不動産投資で最も重要なのは「物件の購入時期」と答えた方は約3割、「他にもっと重要なことがある」と回答した方は約6割。
不動産投資を実施する場合、いくつもの判断のポイントがあります。不動産販売会社の選定、物件の選定、物件の購入時期、利回り、管理会社のサポート内容などなど。
そもそも“不動産投資をやるべきなのか”というところから判断は始まっています。きちんとした知識を身につけて、適切な判断をしなければならないことは言うまでもありません。
まず今回は不動産投資をはじめる時期について調査していきたいと思います。
不動産投資の始め方について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
不動産投資において、物件の購入時期は重要だと思いますか?
「重要だが他にもっと重要なことがある」が58.2%、次いで「一番重要だと思う」が31.8%、「あまり重要ではないと思う」が7.3%となりました。
不動産投資で重要なことはたくさんあり、ひとつに絞りきれない方も多いとは思いますが、3割の方が物件の購入時期が一番重要だと感じているということやあまり重要だと思わない方が1割以下だということ考えると、物件の購入時期は比較的重要度が高いと言えるのではないでしょうか。
重要だが、他にもっと重要な事がある | 58.2% |
一番重要だと思う | 31.8% |
あまり重要ではない | 7.3% |
全く重要だと思わない | 1.8% |
その他 | 0.9% |
また、「全く重要だとは思わない」と回答した方は1.8%となり、物件の購入時期を重要視していない方はほとんどいない結果となりました。
次は、不動産投資を始めようと考えてから実施に始めるまでの期間を聞いてみました。
不動産投資を始めようと考えてから実際に物件を購入するまでどれくらい時間がかかりましたか?
この設問に関しては、はっきりと回答が割れました。「3ヶ月以内」が25.5%と一番多いものの、「1年以内」が18.2%、「6ヶ月以内」が17.3%、「1ヶ月以内」が13.6%とほとんど大差ない回答となりましたが、6ヶ月以内を合計してみると56.4%と半数を超える結果となりました。約6割が、不動産投資を始めようと考えてから6ヶ月以内に物件を購入しています。
3ヶ月以内 | 25.5% |
1年以内 | 18.2% |
6ヶ月以内 | 17.3% |
1ヶ月以内 | 13.6% |
2年以内 | 10.9% |
それ以上 | 9.1% |
3年以内 | 3.6% |
答えたくない | 1.8% |
最後に、不動産投資のタイミングについてのエピソードを聞いてみました。
自分が不動産投資物件を購入した時期で良かったこと、または別の時期にすれば良かったと思ったことなど、不動産投資のタイミングに関するエピソードを詳しく教えてください。
様々なエピソードをランダムに紹介します。
- 不動産物件の購入及び売却は、過去の例から考察しますと、東京オリンピックの前2年までが不動産バブルのピークでオリンピック後にはバブルが弾け、不動産価格が急激に下がると思います。現在から2年後の夏頃までが購入と売却のピークだと思います。
- 不動産投資を行ったのがバブルの終わりに近い1990年だったため、すぐにバブルが弾けてしまい結局当初予定していたように売り抜けられなかった。未だ保持している。
- バブル崩壊などのタイミングを考えず、資金が潤沢な時に投資をしてしまい、大失敗した。
- バブル崩壊後とか、リーマンショック後とか不況時が最適。要は他の人(競争相手)が投資マインドを持てない時に安く買うことが大事。
- 一戸建てを1件、マンションを2件、駐車場3台貸していて、老後も余裕が持てそう。一戸建ては5年以内に売る予定である。“地道にコツコツ”が重要だと思う。
- アベノミクス初期は投資時期としてはよかった。
- タイミングは、難しいと思います。下がった時に、やむを得ず売らなくて済むように、余裕のある資金の範囲内で投資することが大事だと思います。
- 金利が安い今の時期まで待つべきであったと思う。
- もう少し早く始めていれば、返済期間が長く設定できたため、若いうちに実施した方がいいと思う。
- 今が絶好のタイミングだと考えています。ただ、立地が重要で、東京都内がベストだと思います。
- 時期もあると思うが、依頼する不動産販売会社が重要だと思う。
- 金融機関との交渉にかなりの時間を要した。現金はあまり使わない方がいいと思います。投資を考えるなら10年落ちぐらいの物件で値ごろ感あるものの方が利回りがとれます。
- 不動産投資は、タイミングも大事なファクターだが、利回りの良い物件がでたら迷わず買う準備をしておくことがより重要だと思う。金利は当分低金利であるので、利回りの良い物件は地域ごとに必ずある。
- 思い始めた時より数年経ったら、実勢価格が下がり、投資額の節約が出来た。
- 物件の価値判断に時間を費やして、タイミングを逃してしまうことがある。決断した時には時すでに遅しという例が多い。
- マイナス金利の中、低利で借りて資産運用出来るので良かったと思っている。
- 今考えると マイナス金利時の低金利まで待てばよかった。しかし予想できなかったし 投資検討時期は消費税が8から10%へ上がることが懸念されていた時期であったので仕方がなかったと思うが、早く仕掛けてよかったとも思う。
- 元々リスキーなので、判断には苦慮するが、思い立ったときが吉日ということだと思います。
今回は、不動産投資をはじめる時期ついて紹介しました。
投資を始める際は投資全体のポートフォリオも大事になってきます。ポートフォリオの組み方についてを以下の記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください.
関連記事:20代必見!資産運用で重要な”理想的なポートフォリオ”の作り方
調査概要
調査の企画: プロパティエージェント株式会社
調査の目的: 不動産投資経験者への意識調査
調査方法: Webアンケート
調査対象地域: 全国
調査母集団: 20代~60代の不動産投資経験者
調査対象者: うちアンケートに回答があったユーザー
有効回答数: 111名
調査の期間: 2016年8月17日
関連記事
記事検索
Search
記事カテゴリ
Categories
記事タグ
Tags
- メリット
- 税金
- サブリース
- 立地
- 公示地価
- 不動産投資
- 再開発
- 法人化
- IRR
- 固定資産税
- アパート
- 資産運用
- ワンルームマンション投資
- 分散投資
- 不動産取得税
- マンション
- 入居率
- ROI
- 区分マンション
- セミナー
- 地方
- シミュレーション
- 購入
- 競売物件
- 新築マンション投資
- 都心
- 貯金
- 控除
- 不動産投資ローン
- 投資
- 賃貸管理
- デメリット
- 火災保険
- 住宅ローン
- 医師
- 建物管理
- 金融商品
- 不動産投資セミナー
- 修繕積立金
- 成功
- 確定申告
- 収益物件
- 東京23区
- ローン
- 空室
- 年末調整
- 新耐震基準
- 不動産投資市場
- サラリーマン
- 国税庁
- 不動産会社
- 物件選び
- 不動産クラウドファンディング
- 利回り
- 不労所得
- オーナー
- 贈与税
- 不動産特定共同事業法
- 保険
- 団体信用生命保険
- 小口化
- 相続税
- 新築ワンルームマンション投資
- 節税
- 金利
- 初心者
- 中古マンション投資
- 副業
- リスク
- 人気物件
- 減価償却
- NPV
- オーナーチェンジ
- 家賃収入
- 失敗
- 耐用年数
- 投資用マンション
- FIRE
- 限定情報配信中
-
リスク対策法、節税・確定申告の方法など不動産投資に役立つ情報を配信中
お得な限定情報を受け取る
- LINE@はじめました
-
運営会社
Company