【 目次 】
経験者の半数以上が不動産販売会社の選定で最も重要なのは「サポート力」と「信頼性」と回答!
不動産投資は、お金のある人がするもの…、ちょっと胡散臭い…、投資ってリスクが怖い…、高給取りではないので無理かも…。最初にそんなイメージを持っていたる人も多いはず。
ただ、実際は、そうしたイメージを持っていた方が、現在不動産投資をやっています。
何らかのキッカケで興味を持ち始めた人は、不動産投資は数ある投資のなかでも比較的リスクが少なく、きちんと知識を習得して投資を行えば、利回りも高い状態で運用できることがわかるはずです。それでも、経験者の声などを一人でも多く聞き、リスク管理を徹底することで、安心した不動産投資が実現します。
ここでは、全国の20代~60代の不動産投資経験した男性111人に、これから不動産投資を検討している方が知りたいと考える3つのテーマを軸にアンケート調査を行いましたので、それぞれ紹介していきます。
まず、今回のテーマは「不動産販売会社の選定について」です。
不動産販売会社の選定が重要な理由
不動産投資を行う場合、もちろん投資する物件が重要になりますが、その物件に関するメリットやデメリットを知る不動産販売会社の存在はそれ以上に重要です。また、不動産は購入して終わるわけでなく、マンション投資であれば、そのマンションを持ち続けている間、その物件を管理する会社と付き合っていく必要があります。
そうしたことから、信頼できる不動産販売会社を選ぶことは言うまでもありません。
営業担当者が熱心でも経営が不安定な会社の場合はその不動産販売会社が経営不振に陥る可能性もあります。また、購入後、営業担当者が話してくれなかったリスクが突然発生する場合もあります。
不動産投信関連のWebサイトでも、不動産投資会社選定の重要性は、数多く紹介されています。
そこで、不動産投資経験者に、不動産販売会社選びで、あえて一番重要な点を聞いてみました。
不動産販売会社を選ぶ際、一番重要なことをあえて1つ選ぶなら何でしょうか?
「物件の保証・サポートが充実しているところ」が28.8%、次いで「会社の知名度があり信頼性があるところ」が26.1%となり、2つを合せると、54.9%と半数を超えています。
前述しましたが、不動産販売会社は、物件購入後も付き合っていくことが多いため、投資をする人は、信頼できて保証・サポートが手厚いところを最も重要視していると言えるでしょう。
物件の保証・サポートが 充実しているところ |
28.8% |
会社の知名度があり、 信頼性があるところ |
26.1% |
取り扱い物件に良いものが 多いところ |
13.5% |
営業担当者が親切なところ | 9.0% |
会社の業績が良いところ | 7.2% |
特にない | 5.4% |
アドバイスしてくれる | 4.5% |
口コミ情報などで評判の良いところ | 1.8% |
その他 | 3.6% |
重要とされる項目をまとめると以下のようになります。
経験者に聞いた不動産販売会社選びで重要な5つのポイント
1位: 物件の保証・サポートが充実しているところ
2位: 会社の知名度があり信頼性があるところ
3位: 取り扱い物件に良いものが多いところ
4位: 営業担当者の対応が親切なところ
5位: 会社の業績が良いところ
次は、不動産投資の検討段階で、何社ぐらいの不動産販売会社を検討したか聞いてみました。
あなたが不相談投資を初めて実施した時は、何社ぐらいの不動産販売会社を検討しましたか?(資料請求、問い合わせ、セミナー参加、営業担当への相談含む)
「3社以下」が31.5%、「1社だけ」が30.6%、「5社以下」が25.2%となりました。2社~5社の中から検討している方が56.7%と半数以上を占めています。「10社以上」の不動産販売会社を検討した方が8%以上いることは驚きですが、大変大きな買い物をするわけなので、ある意味驚くほどのことではないのかもしれません。
3社以下 | 31.5% |
1社だけ | 30.6% |
5社以下 | 25.2% |
10社以上 | 8.1% |
7社以下 | 2.7% |
9社以下 | 0.9% |
その他 | 0.9% |
経験者の5割は、不動産販売会社を2~5社検討していることになります。
最後に、これから不動産投資をはじめる方へどんなアドバイスがあるのか一言聞いてみました。
これから不動産投資をはじめる方へアドバイスをする場合、どんなアドバイスをしますか?
大きくわけると、「不動産販売会社や営業担当」「リスク管理」「物件」「その他」の4種類のアドバイスがありました。ピックアップして紹介します。
「不動産販売会社や営業担当」に関するアドバイス
- 長期間の資金運用に対する的確なアドバイスをしてくれる業者を選ぶ。
- 販売会社の担当者の説明をよく求める。長期的な見通しについてしっかりと説明できるか、リスクについて具体的に説明できるかを確認する。
- 会社の利益ばかりでなく、いろいろ経費明確にして本心本音、嘘隠しのない会社であること。
- マンション投資の場合、不動産会社は良く見極めた方が良いです。
- マンション・アパート投資の場合、成功例等いい話ばかりで、リスクに関わる話しをほとんどしない業者は、先々苦労する可能性があります。
- 担当者や会社組織がしっかりしている事業者をパートナーにすることか大事。
- 収益が悪くなった時にどうするのか?について、きちんと対応ができること。
- マンション投資の場合、アフターフォローをしっかりしてくれる不動産会社が一番です。
- 評判、サービスが良いところ、財務内容の検討。
- 信用できるところ。
- 信頼できる会社と取引すること。
- 担当の営業マンによって落差がある。(熱心な人もいれば巻絡がほとんどない人もいる)
- 不動産会社には必ず同じ質問をして、どういった反応かを比較すること。
- 下調べを良くすること。その上で、自身における疑問点を整理の上、交渉に入ること。
- 営業成績を上げるために無理なプランニングしているところが多いので、無理無駄がないかを見極めたい。
- 営業マンが誠実なところ。
- 投資の危険性について、詳しく説明してくれる所が良い。
- 担当者が信頼できるか?
「リスク管理」に関するアドバイス
- まず自己資金が十分にあることが重要。他の資産運用で相応の実績があり、リスク分散対象として実物資産を所有する目的としてはよいが、ローンはレバレッジをかけることであり、相応のリスクを負うという自覚がない投資初心者が取り組む対象ではない。
- 不動産投資は、利回りが良くても、その後の入居状況によって大きく変動するので注意が必要。
- マンション投資は素人には極めて難しいため、ローンの設計は融資先にもアドバイスを貰うべき。
- 見込み利回りの「分母」に、地震のリスクを含めておくこと。また、利回りの「分子」に、理想的数字を用いないこと。今後の消費増税を見込んだ設計にしておくこと。
- 無理な資金計画だけは避けた方がよいと思います。予想外の出費もあるので、ゆとりのある資金計画で。
- リスクをとれないのであれば、投資しない方が良い。
「物件」に関するアドバイス
- 周辺環境が良くわかる土地勘のある物件、必要時に現地確認ができる物件が重要と思う。
- 新築や遠方のマンションを勧める会社は良く確認する必要があります。
- 都会のマンションより郊外の学生向け物件がよい。
- 自分が投資したいと思う物件に精通しているかどうか。
- 個人向けよりファミリー向け、高くても立地条件の良い所を勧める。
- いろんな物を見比べる事が大事。
「その他」のアドバイス
- キャピタルゲインを狙うのか、節税なのかよく考えたほうが良い。
- インカムゲインであれば、周辺の家賃相場を参考に利回りを計算して、10%を切らない運用を心掛けた方が良い。
- 長期計画・中期計画・短期計画をしっかり自分で作る。
今回は、不動産販売会社の選定に関することと、不動産投資に関しての経験者からのアドバイスを紹介しました。
不動産販売会社の選定ももちろんですが、不動産投資も含めた投資全体のポートフォリオも大事になっていきますので、以下の記事をよろしければご覧ください。
関連記事:20代必見!資産運用で重要な”理想的なポートフォリオ”の作り方
また、不動産投資を始める前に知っておきたい節税対策について以下の記事でご紹介しておりますのでよろしければこちらもあわせてご覧ください。
関連記事:不動産投資に節税効果はあるのか?経費計上シミュレーションで解説
関連記事:【税理士監修】不動産投資の節税ロジック!効果が高い物件と節税すべき人
調査概要
調査の企画: プロパティエージェント株式会社
調査の目的: 不動産投資経験者への意識調査
調査方法: Webアンケート
調査対象地域: 全国
調査母集団: 20代~60代の不動産投資経験者・男性
調査対象者: うちアンケートに回答があったユーザー
有効回答数: 111名
調査の期間: 2016年6月21日
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