こんにちは、FPの石田です。
私は宅地建物取引士の資格も保有しているので、お客様の契約に立ち合って、「重要事項の説明」をすることが多々あります。
そもそも重要事項の説明とは何か?ということですが、
これは宅建業者が取引の対象物や取引の形態・内容について、売買契約を結ぶ前に説明をすることで、またその説明自体は義務になります。
書面を交付しながら説明するのですが、不動産に関する専門的な内容があったり、難しい内容や分かりにくい表現などがありますので、初めて不動産を買う方にとってはとてもストレスフルなものだと常々感じております。。。
とはいえ、この内容をしっかりと把握していないと、業者側に「きちんと説明をしました」「書面で交付したとおりです」と証拠を残してしまうことになります。
世の中には悪い業者がいっぱいいるようで、「物件を買ったあとは自己責任!」とならないように、重要事項の説明をしっかりと受けるのが購入判断の大切なポイントになります。
本当は、記載している内容全てに目を通して購入して欲しいのですが、なかなか大変に感じる方も居ると思いますので、宅建士から見た「重要事項説明」で特に気を付けて見て欲しい3つのポイントを本日はお伝えします!
投資不動産の購入を考えている方は、特に必見です!
不動産投資の失敗について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ポイント① 宅地建物取引主任士は免許証を提示してくれているか?
⇒重要事項説明は取引士の専任業務で、説明の際は免許証の提示が義務付けられています。
悪い業者ですと、取引士じゃない営業マンがそのまま簡単に説明をしてしまうという話も聞きますので、相手が取引士かどうか?また、免許証もしっかり確認しましょう!
ポイント② 契約の解除の仕方をきちんと説明してくれているか?
⇒悪い業者は、契約解除の仕方の内容は説明したがりません。契約時が購入のスタートではなく、物件の引渡しがあるまでは解約の権利があるわけですから、この説明についてはしっかり聞くように心がけましょう。
特に、クーリングオフの内容については、契約を無条件で解除する最後のチャンスと言っても過言ではないので、本契約がクーリングオフに該当するかどうかしっかり確認してください!
※ちなみに、売買契約締結時の場所が売主の事務所、買主が自ら申し出た場合の買主の自宅・勤務先ですとクーリングオフは適用されません。
クーリングオフの権利を確保するため、カフェなどで契約するのがおすすめです!
ポイント③ 再度リスクについてしっかりと説明・記載があるか?
⇒最近アパート経営で問題になっているのが、「30年間家賃保障しますよ!」と業者が言ったのに対して、契約書面を見ると「家賃は2年ごとに見直し」と記載があり、30年間保障されると思っていた家賃が下がってしまい、あてがはずれた!というケースです。
弊社の場合ですと、容認事項などの項目に、家賃の見直しや空室発生、金利変動、修繕金の見直しがあるなど不動産投資のリスクについては営業マンが説明するだけではなく、重要事項説明書にも再度記載してあります。
購入後は結局、書面に書いてあることが説明したかの判断基準になりますので、抜け漏れなく内容をチェックすることが大切です!
先に述べたように本来であれば、きちんと全ての項目を見るのが大切ですが、全て理解して契約っていう方も少ないかと思います。
上記3つの項目を見れば、
「相手がきちんとした業者か?」
「再度確認する時間が確保できるか?」
「言った言わないのトラブルにならないか?」
という基本的な部分はある程度分かると思いますので、参考にしてみてください。
本日もお読み頂きありがとうございました!
皆様の不動産投資がトラブル無い様にスタート出来ることを願っております!
関連記事
記事検索
Search
記事カテゴリ
Categories
記事タグ
Tags
- メリット
- 税金
- サブリース
- 立地
- 公示地価
- 不動産投資
- 再開発
- 法人化
- IRR
- 固定資産税
- アパート
- 資産運用
- ワンルームマンション投資
- 分散投資
- 不動産取得税
- マンション
- 入居率
- ROI
- 区分マンション
- セミナー
- 地方
- シミュレーション
- 購入
- 競売物件
- 新築マンション投資
- 都心
- 貯金
- 控除
- 不動産投資ローン
- 投資
- 賃貸管理
- デメリット
- 火災保険
- 住宅ローン
- 医師
- 建物管理
- 金融商品
- 不動産投資セミナー
- 修繕積立金
- 成功
- 確定申告
- 収益物件
- 東京23区
- ローン
- 空室
- 年末調整
- 新耐震基準
- 不動産投資市場
- サラリーマン
- 国税庁
- 不動産会社
- 物件選び
- 不動産クラウドファンディング
- 利回り
- 不労所得
- オーナー
- 贈与税
- 不動産特定共同事業法
- 保険
- 団体信用生命保険
- 小口化
- 相続税
- 新築ワンルームマンション投資
- 節税
- 金利
- 初心者
- 中古マンション投資
- 副業
- リスク
- 人気物件
- 減価償却
- NPV
- オーナーチェンジ
- 家賃収入
- 失敗
- 耐用年数
- 投資用マンション
- FIRE
- 限定情報配信中
-
リスク対策法、節税・確定申告の方法など不動産投資に役立つ情報を配信中
お得な限定情報を受け取る
- LINE@はじめました
-
運営会社
Company