単利？複利？利率の違いが与える影響は？アナタの収入を大きく左右する！

複利の計算をしてみましょう

参考までに例を挙げて計算をしてみます。

例）自己資金1,000,000円を銀行預金(年利0.03%)で預け続けた場合

1年目：1,000,000円＋(1,000,000円×0.03%)＝1,000,300円

2年目：1,000,300円＋(1,000,300円×0.03%)＝1,000,600円

3年目：1,000,600円＋(1,000,600円×0.03%)＝1,000,900円

4年目：1,000,900円＋(1,000,900円×0.03%)＝1,001,201円

5年目：1,001,201円＋(1,001,201円×0.03%)＝1,001,501円

↓↓↓

10年目：1,002,703円＋(1,002,703円×0.03%)＝1,003,004円

↓↓↓

20年目：1,005,715円＋(1,005,715円×0.03%)＝1,006,017円

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30年目：1,008,737円＋(1,008,737円×0.03%)＝1,009,039円

上記の場合、30年間お金を預けて1.009倍になる計算です。
皆さんが銀行預金に対するイメージ通りの結果ではないでしょうか。

単利で計算をしても誤差が39円しかでません。
この利率でお金を預け続けていると、約2,400年後に2,000,000円になる計算です。

資産を2倍にする間に人生を何度やり直せるでしょうか。
途方もない時間が必要なようです。

このままでは複利がいかなるものか判断し辛いので、条件を以下のようにしてみます。

例）自己資金1,000,000円を投資信託(年利3.00%)で預け続けた場合

1年目：1,000,000円＋(1,000,000円×3.00%)＝1,030,000円

2年目：1,030,000円＋(1,030,000円×3.00%)＝1,060,900円

3年目：1,060,900円＋(1,060,900円×3.00%)＝1,092,727円

4年目：1,092,727円＋(1,092,727円×3.00%)＝1,125,509,円

5年目：1,125,509円＋(1,125,509円×3.00%)＝1,159,274円

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10年目：1,304,773円＋(1,304,773円×3.00%)＝1,343,916円

↓↓↓

20年目：1,753,506円＋(1,753,506円×3.00%)＝1,806,111円

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30年目：2,356,566円＋(2,356,566円×3.00%)＝2,427,262円

同じ30年でも2.427倍になる計算です。24年の時点で預けた1,000,000円が2,000,000円を超える計算になります。
利率の違いで同じ運用期間の間で預けたお金の増え方が異なります。
0.03％と3％では1年目の利息の違いが100倍、10年目で134倍、20年目で179倍、30年経過すると240倍まで増加しました。
比較する期間が長ければ長いほど差が大きくなっていくようです。
因みに上記の投資信託の例を単利で計算をすると、

10年目：1,300,000円

↓↓↓

20年目：1,600,000円

↓↓↓

30年目：1,900,000円

と複利と単利の違いだけで500,000円のギャップが出ます。

当然リスクの違いはありますが、永い将来に対して資産を蓄えて行くと考えると少しでも小額で大きな資産を形成できると理想的ですね。

まとめ

預金や投資信託以外にも保険商品や外貨、債権など様々な運用商品がある中でちょっとした特徴の違いだけで結果が大きく変わることが多々あります。

自身に合ったオーダーメイドの資産形成を考えていく必要があります。

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